小学校受験に向けて準備したい!塾選びのポイントを知っておこう!
「そろそろ小学校受験について考えたい」と、悩んでいませんか。私立の小学校へ進学するなら、受験をする必要があります。また小学校受験では、一般的に塾に通って受験する場合が多いです。そのため、早い段階の塾選びが大切でしょう。そこで今回は、小学校受験に向けた準備と塾選びのポイントについて紹介します。
小学校受験に成功するために必要なものとは
小学校受験は、いわゆる「受験勉強」のようなイメージとは異なります。ペーパーテスト形式で試験を受けるだけでなく、コミュニケーション、絵画やリズム運動などの試験もあります。
小学校受験では、総合的な能力が求められるのです。そのため、家庭でもできそうな内容に感じますが、受験のリサーチや面接やペーパーテストの対策を自力で行うには限度があります。たとえば、小学校受験の試験内容では以下の通りです。
・ペーパーテスト
・行動観察
・面接
学校によってさまざま内容ですが、常識、数量、図形、言語、推理など、子どもの思考力をみるペーパーテストがあります。
行動観察では、グループ遊びや子ども同士で遊んでいる様子を観察します。ごっこ遊びや積み木など、遊びを通して社会性を観察しているのです。
また、面接は多くの小学校で実施しています。面接の形態は子どもだけだったり、親子一緒だったりなど、さまざまでしょう。子どもへの質問は、簡単な内容から具体性のある内容まで幅広いです。
親への質問には、志望した理由や学校教育の理解度も問われるでしょう。このような受験対策をするために、多くの家庭では、幼児教室などの塾に通う場合が多いです。
塾に通うことで、受験のリサーチができたり、専門的な目線で総合的な受験対策ができたりします。また、塾に通う親同士のつながりもできて、新しいコミュニティができるメリットもあるでしょう。
塾通いに必要な費用はどれくらい?
小学校受験の大まかな内容が分かったところで、次に進むステップとして、受験に向けた勉強があります。
受験のための塾というと、費用が高いイメージがあるでしょう。もちろん、各塾によって違いはありますが、週2回で月額10万〜15万円が相場になります。
さらに、受験に向けた模擬試験を受けるのが一般的です。塾の費用に加えて、模擬試験が1回1〜2万程かかるでしょう。模擬試験は、受験当日の練習にもなります。
模擬試験の結果を受けて、次につなげることもできます。塾通いに必要な費用は、塾によって変わりますが、塾以外にも受験の費用がかかることも覚えておきましょう。
塾に通い始めるタイミングと選び方について
もし受験のために塾に通うと決めたら、塾に通い始めるベストなタイミングはあるのでしょうか。
一般的には、年少の秋ごろから年中の時期に始めることが多いでしょう。場合によっては「年中からだと遅い」という考え方もありますが、子どもの様子に合わせて進められるとベストでしょう。
また、塾の選び方も大切です。もし志望校が決まっているなら、志望校に合わせた塾を選びましょう。たとえば、トップクラスの難関校を目指す場合は、専門的なノウハウや受験対策に対応している塾が必要です。
とはいえ、まだ志望校が決まっていないのであれば、子どもの成長や進度に合わせて、じっくり見極めていくのもいいでしょう。そのような場合には、総合的なカリキュラムのある塾を選ぶといいでしょう。
塾の雰囲気や講師の質などを把握するために、まずは体験レッスンに参加するのをおすすめします。ほとんどの塾では、体験レッスンを開催しています。
もし気になる塾が見つかったら、一度問い合わせてみましょう。気になった塾をいくつかピックアップして、見学してから決める方法もいいでしょう。
塾の方針やカリキュラム、講師の子どもたちへの接し方や子どもたちの様子なども観察しておくのが大切です。また、塾以外で通うおすすめの教室もあります。具体的には、以下の通りです。
・体操教室
・絵画教室
直接的な受験対策とは異なりますが、専門の講師から指導してもらうことで、小学校の受験対策のプラスになります。
基本的な体の動きを理解したり、感性を磨いたりなど、受験の有無にかかわらず、子どもの成長にとって良い影響があるでしょう。
まとめ
ここまで、小学校受験に向けた準備と塾選びのポイントについて紹介しました。まず小学校受験は、ただペーパーテストを受けるだけではありません。知識や行動、コミュニケーションなどの総合的な能力を問われます。
しかし、家庭の中だけで受験対策をしようとすると、全てに対応することは難しいでしょう。そのため、小学校受験対策に必要な塾に通うことが一般的です。
通塾は、小学校受験を成功させるための「肝」となるでしょう。また、通う塾は、選び方のコツが必要です。志望校や目的に合わせた塾を選ぶことが大切になるため、体験レッスンを通して選びましょう。