受験生なのに焦らない!わが子が勉強しないときにやるべき対処法

公開日:2023/09/15

自分の子どもが受験生のときに、焦る様子なくのんびりしていると、つい叱りたくなってしまうでしょう。しかし、叱るよりもまずは理由を考え、子どもの性格も考えながら適切な対処をするのが有効です。今回は、受験生の子どもが勉強しない理由や親のNG行為、やる気を出させるために有効な対応などを詳しく解説します。

受験生なのに勉強しない…その理由は?

受験生のわが子が勉強していないと、親の方が焦りや不安を覚えてしまいがちですが、勉強しないのはただサボっているわけではないというケースも多いです。ここでは、受験生なのに勉強しない理由を3つ紹介します。

親子で受験への意欲に差がある

わが子の将来を思い、塾探しや志望校選びに熱が入る親は少なくありません。しかし、本人は特にやりたいことを見いだせずに「なんとなく周りに合わせて受験する」というケースもあるでしょう

そもそも受験に意欲的でないと、勉強にも身が入らないでしょう。

志望校が親の押し付けになっている

志望校選びが親の理想の押し付けになっていないか、いま一度考えてみてください。受験して大学に通学するのは、親ではなく子ども本人です

親が子どもの将来のために思ってともに悩み・考えるのは悪いことではありませんが、親の希望を強制的に通してしまえば、受験勉強に意欲的になれないのも無理はないでしょう。

他人との比較や模試の結果でやる気が損なわれている

志望校の判定がよい友人と自分の模試の結果を比較してしまい、やる気が損なわれてしまうケースも少なくありません。

しかし、受験は合格までの道のりも伸びしろも人それぞれであるため、他人との比較は不安や焦りを生むだけです。比較するのは過去の自分といまの自分にとどめ、気持ちを据えて受験勉強に挑むことが大切です。

受験生の子どもを抱える親のNG行為とは

子どもが勉強しないとき、どのように声かけをすればよいか悩む人は多いでしょう。ここでは、受験生の子どもを抱える親のNG行為を3つ紹介します。

「勉強しなさい」と叱る

勉強しない子どもに対して「勉強しなさい」と叱る親は多いですが、強制された状況でやる気を持って取り組める子どもはほとんどいません。大人の指示で強制して勉強させるのではなく、子ども自らが勉強したいと思えるような声かけを心がけてください。

模試やテストだけで判断する

模試の判定やテストの点数だけを見て褒めたり叱ったりするのもおすすめできません。たとえ前回より悪い結果になったとしても、日々コツコツ勉強に取り組んでいたのであれば、結果だけを見ずに過程を認めて褒めてあげることも大切です

また、点数が上がった場合も「点数が上がってすごいね」ではなく「毎日頑張っていたね」と過程を褒めてあげてください。

他人と比較する

受験勉強において比較すべきは過去の自分です。周りと比べる発言は意味がないうえにやる気を削いでしまうため、必ず避けてください。

受験生をやる気にさせるおすすめ対処法

受験生のわが子をやる気にさせるためにおすすめの対処法は、以下の3つです。

子どもとしっかり対話する

「勉強をサボっている」と決めつけて叱るのではなく、まずはわが子としっかり対話しましょう。やる気がなくなってしまっている原因や子どもの気持ち・考えがわかれば、その後の声かけや見守り方も改善できます

強制・放置ではなくともに取り組む

叱りつけて勉強を強制したり、声かけをせずに放置したりするのではなく、親子でともに乗り越える意識を持ちましょう。悩みを聞いて寄り添う・一緒に考えるといった対策はもちろん、煮詰まっているときはリフレッシュできる環境を整えてあげるのもひとつの手です

子どもの性格や価値観に合わせて適度な距離感を保ち、親は常に子どもの味方であることを伝えてあげましょう。

情報収集を怠らない

受験・志望校に関する情報は学校や学習塾などでも提供されますが、推薦入試と総合選抜の違い、学部に関する細かな情報などは自分で情報収集することも大切です。受験に対する知識がなければ、子どもから相談されたとき、子どもと一緒に考えたいときにスムーズに話を進められないからです

適切なタイミングで適切なアドバイスをするためにも、必要であれば資料請求などをしながら情報を集めておきましょう。ただし、情報収集した資料をこちらのタイミングで押し付けたり、目を通すよう強制したりするのは逆効果です

資料が複数ある場合はわかりやすく整理しておき、必要なタイミングで渡してあげるのがおすすめとなります。

まとめ

今回は、受験生のわが子が勉強しないことに悩む人向けに、勉強しない理由や親のNG行為、子どもをやる気にさせるために有効な対処法などを詳しく解説しました。受験生の子どもがなかなか勉強しないことに頭を悩ませる人は多いですが、単にサボっているわけではなく、大学受験への意欲や志望校選びに問題がある可能性も少なくないでしょう。勉強しないからと頭ごなしに叱ったり、模試やテストの結果だけを見て判断するのではなく、親子でしっかりと対話すること、強制や放置ではなくともに取り組むことなどを心がけましょう。受験生の子どもを持つ人、勉強しない子どもへの接し方を知りたい人は、今回の記事をぜひ参考にしてみてください。

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