理想の学習空間を見つけるには?通い続けられる塾の選び方
今回は、理想の学習空間を見つけるにはどうするべきか、そして通い続けられる塾の選び方について紹介します。来年度子どもが受験を控えている家庭では、塾選びにも余念がないでしょう。本記事では、このような方のために理想の学習空間、通い続けられる塾の選び方について紹介します。
長く通い続けられる塾の特徴
塾へ通うことを決めたのであれば、長く続けられる塾を探すべきです。子どもに合った長く続けられる塾の特徴について紹介します。
指導する講師の人柄と力量
塾によっては、体験授業をおこなう講師を限定しているところもあります。体験授業は良かったけど、実際に通い始めると違う講師に変わっていたこともあるでしょう。
こうしたことがないよう、体験授業の講師と相性が合う場合は、講師の授業が実際に受けられるか掛け合ってみましょう。子どもと講師の相性や、勉強のしやすさは塾へ長く通い続けられるポイントです。
学校に合った対策をおこなう塾
塾から学校が近い塾だと、その学校に合わせた対策メニューを組むのが一般的です。学校に近い塾であれば、学校の進度に合わせたカリキュラムで授業が受けられるメリットがあります。
一方で、学校から遠い塾の場合学校に合わせた対策を受けていない場合があるため注意しましょう。
通塾中のトラブルが起きにくい場所
塾の距離が遠ければ遠いほど、通塾中のトラブルに巻き込まれる可能性が高くなります。親御さんが送り迎えをする場合は別ですが、電車やバス・自転車を利用する場合は危険が高まるでしょう。長く塾へ通い続けられるよう、移動経路が把握できる近くの塾を選ぶことがおすすめです。
また、近くの塾を検索する際は、塾探しの窓口を利用する方法もあります。塾をピックアップしてみて、子どもが希望する学習方法かどうか一緒に見てみるとよいでしょう。
通い続けたくなる塾を見つけるポイント
子どもが塾へ快く通えるよう、塾選びは慎重におこなう必要があります。通い続けたくなる塾を見つけるポイントについて紹介します。
校舎内外の環境について
子どもが通いたいと思う塾のポイントについて、校舎内外の環境が整っているか見ることが大切です。校舎内外は、塾の在り方が如実に表れる点でもあり、環境によって通いたくなる塾かどうか判断できるでしょう。
校舎は清潔か・駐車場の止め方は整っているか・共有スペースは使いやすそうかどうか、子どもと一緒に親の目で確認することが大切です。
自分で塾へ通える距離感
子どもが自分で行ける距離にある塾は、意外にも多くのメリットがあります。例えば、仕事で忙しい親御さんであれば、塾の送迎だけでイライラしてしまいがちです。気を使う子どもであれば、それだけで塾へ通いたくなくなる場合があるでしょう。自分で行ける距離であれば、こうしたストレスもなく通いやすいです。
また、休日に模擬受験や受験対策をおこなう塾もあり、子どもが自ら自習室へ通う可能性もあります。
塾の対象年齢と指導方針が合致しているか
塾のなかには、大学受験専門・中学受験専門というように、受け入れる学年や目的を限定しているケースがあります。子どもの学年と希望する塾内容が合致している塾を選ぶことが、通い続けたくなる塾といえます。目的に合った塾を探すのも、通い続けたくなるポイントとなるでしょう。
通い続けるための賢い塾の選び方
塾へ通い続けるためには、賢く塾を選ぶ必要があります。塾へ通い続けるために、どのようにして賢く塾を選ぶべきか紹介します。
塾に通う目的を明確にする
まずは、塾へ通う目的を明確にしましょう。例えば、大学受験対策のため・推薦入試対策のため・苦手分野克服のためなど目的も人それぞれです。なかでも、大学受験対策のために塾へ通うのであれば、専用コースを設けている塾も存在します。
また、難関私立大学の受験を控えていて、理数系を不得意とする方は理数系を克服する必要があるでしょう。そのためには、理数系を教えることが得意な塾を選ぶべきです。
自分に合った授業形式を選ぶ
現在、塾といってもオンライン方式・集団授業・個別授業というように選択手段も豊富にあります。希望する塾が遠くて、通うのに時間がかかる場合はオンライン方式がおすすめです。
オンライン方式では、インターネットを利用して授業の動画や録画で視聴できるため、忙しい子どもでも安心して授業が受けられるメリットがあります。
また、仲間と共に勉強をしながら、意欲がわく子どもは集団授業が向いているでしょう。集団だとどうしても質問しづらい方や、個別に戦略を立ててほしい方は個別指導塾を選ぶとよいです。
友人や知人の口コミを参考に
塾へ通う友人や知人がいれば、リアルな声を聞きましょう。口コミでは見られない、本当の声を聞けるためおすすめです。
まとめ
今回は、理想の学習空間を見つけるにはどうするべきか、そして通い続けられる塾の選び方について紹介しました。これから、受験シーズンを迎え、子どもを塾へ通わすべきか検討されている方も多いでしょう。
また、子どもが希望する学習方法や講師の指導方法など、大学受験を控える方は通い続けられる塾を選ぶとよいといえます。本記事が、大学受験を控える子どもを持つ親御さんや、子どもの参考になれば幸いです。