勉強に役立つ?やりたいことを見つける意味とは
日々勉強に取り組んでいる学生のなかには、勉強する意味について疑問を抱く人も多いでしょう。勉強する目的や目標について考えることで、日々の学習にも身が入って意欲的に取り組めます。今回は勉強がどのように将来に役立つかや、やりたいことが見つからない原因などを詳しく解説します。気になる方はぜひ参考にしてください。
なぜ勉強をするのか?勉強する目的・目標を考えてみよう
そもそも勉強とは、新たな学問・スキルを学ぶこと、努力して取り組むことを指します。学習塾に通う学生にとっては、学校の授業内容について学ぶこと、新しく知識を身につけることなどが当てはまるでしょう。
ここでは、なぜ勉強をしなければならないのか、勉強の目的や目標について詳しく解説します。
自分の将来のため
「学校の授業で習う内容が直接将来に役立つことは少ない」と考える人は多いですが、将来役立つのは、身につけた知識ではなく勉強する習慣です。
学生のうちに日々の勉強に真剣に取り組むことで、新たな知識・スキルを獲得するのがスムーズになったり、物事を身につけるまでの時間を短縮できたりします。
社会人として働くようになってからも、業務について勉強しなければならない機会は多いです。
新たな学問・スキルを楽しく身につけるためにも、まずは勉強を習慣化しましょう。
発想力を広げるため
自由で独創的な発想は、既成の価値観を学んだうえで生まれるものです。自身の発想力を広げるためには、勉強を通して今ある価値観がどのように生み出されたのかを知ることが不可欠となります。
さまざまな知識を身につければ身につけるほど、固定観念にとらわれない独自の発想力を磨けるでしょう。
誰かの役に立つため
学習内容が自身の将来に直結しないように思える場合には、その知識やスキルがどのようにして人の役に立つのかを考えてみるのもおすすめです。学問が生かされている場面を身近な生活の中で感じることができれば、勉強する意味が見つかるでしょう。
日々を豊かにするため
新しいことに触れるときや未知の世界を知るとき、楽しい・わくわくするといった感情を抱く人も多いでしょう。勉強を通して新たな知識を身につけること自体が喜びとなり、日々の生活を豊かにできます。
やりたいことがわからない!その原因は?
「将来の夢が見つからない」「やりたいことがわからない」という人は、原因を探せばやりたいことを見つけられる可能性もあります。やりたいことがわからない主な原因は、以下の通りです。
経験値が十分でないため
将来の夢ややりたいことは、多くの場合、自分が実際に見たり取り組んだりしたものの中から見つけられます。人生経験を重ねてさまざまなものに触れる中で、好きなもの・嫌いなもの、得意もの・不得意なものを知ることが可能です。
やるべきことが多いため
学生の間は、学校の勉強や課題、塾、部活動、アルバイトなどやるべきことが数多くあります。毎日やることに追われて忙しく過ごしていると、やりたいことや将来の夢について考える余裕がなくなってしまうでしょう。
失敗が怖いため
高い学力が必要な職業や特別なスキルがないと取り組めないことなど、自分にとってハードルが高いと感じることに向き合うのが怖いという人もいるでしょう。失敗を通して学べることは数多くあるため、失敗を恐れずに自分の素直な気持ちに従うのもひとつです。
やりたいことをどうやって見つければよいのか
やりたいことを見つけるため方法にはどのようなものがあるのでしょうか。以下では、やりたいことを見つけるために有効な方法について詳しく解説します。
自己分析
興味があることや好きなこと、自分自身が大切にしたいことに加え、やりたくないことや苦手なことについても考えてみましょう。自己分析の際は、紙に書き出して内容を可視化するのがおすすめです。
ライフプラン年表を作る
自分の人生について考える方法のひとつとして、ライフプラン年表を作成するのもよいでしょう。10年後や20年後まで具体的にイメージするのが難しい場合には、まずは1年後・3年後・5年後などの短期的な年表を作成してみてください。
気になることにチャレンジする
「面白そうだな」「やってみたいな」と感じることに積極的にチャレンジしてみるのもおすすめです。
ちょっとしたきっかけで始めたことでも、取り組んでいくうちに夢中になれる可能性もあります。さまざまなことにチャレンジするのは、経験を積むという意味でもプラスに働くでしょう。
まとめ
今回は、勉強をする意味ややりたいことが見つからない原因、やりたいことの見つけ方について詳しく解説しました。学校の勉強は内容そのものが将来に生かされるケースは多くありませんが、勉強習慣や新たな知識・スキルのスムーズな獲得方法が身につきます。さらに、さまざまな学問を知ることで発想力がついたり、将来的に人の役に立ったりするのも勉強が必要な理由となります。また、やりたいことが分からない人は、人生の経験値が十分でない、日々やるべきことが多く余裕がないなどの理由が挙げられるでしょう。やりたいことを見つける方法は、丁寧な自己分析やライフプラン年表の作成、チャレンジ精神を持って多くのことに取り組むことなどです。自分の将来について見つめ直したい人は、今回の記事をぜひ参考にしてください。