部活と塾の勉強を両立させるコツとは?考えの押し付けは厳禁!

公開日:2022/11/15   最終更新日:2022/12/05

部活も大事だけど、塾にも通わせたい。この二つを両立させるにはいったいどうしたらいいのか、頭を悩ませている親御さんはきっと多いはずです。今回はそんなお悩みを持っている方に対して、部活と塾を両立させるコツをご紹介します。これを読めば、部活と塾を両方充実させていくために親子で取り組むヒントが見つかるはずです!

部活と塾の勉強を両立させるコツとは?

それではさっそく両立のためのコツをご紹介します。

学習の習慣を身につける

部活で疲れていて、なかなか勉強する気になれない人も多いでしょう。しかし、この状態は勉強が習慣化されていないのが原因です。
人は習慣化された行動に対しては無意識にストレスなく行うことが可能な生き物です。たとえば毎日決まった時間に机に向かって勉強をするとしましょう。
おそらく最初は机に向かうのがおっくうでしょうがないでしょうが、2~3週間ほど頑張って続ければ勉強が習慣化されて、体が疲れていても自然と机に向かえるようになるのです。

すきま時間を活用する

勉強が習慣化されても、部活との両立ではどうしても時間そのものが足りなくなってきます。そんなときには、すきま時間をうまく活用する工夫をしましょう。
たとえば電車通学をしているのであれば、毎日の行きかえりの車内で「英単語を○○個覚えよう」「昨日塾でやったノートを見返そう」などやることを決めて取り組むと効果的です。

しっかりと睡眠時間を確保する

意外とおろそかになってしまうのが睡眠時間です。部活をやりながら塾の勉強をしようとするとどうしても時間が足りないという状態になりがちです。
しかし、だからといって睡眠時間を削ってまで勉強に当てるのはおすすめしません。なぜなら睡眠不足は翌日のパフォーマンスを低下させることがさまざまな研究からわかっているからです。
つまり睡眠不足の状態では部活動も勉強も両方効率が下がってしまうのです。そして効率が低下した翌日も思うように勉強が進まずに、その日も睡眠時間を削ってしまう。
このような負のスパイラルが起きて、頑張っているはずなのに成果が出せない状態におちいるのです。部活動と塾を両立させたいのであれば、しっかりとした睡眠時間を確保して翌日のパフォーマンスを少しでも上げられる工夫をしましょう。

部活と塾の勉強の両立のために保護者ができること

両立のための一番のカギを握っているのはいうまでもなく子ども本人です。そもそも子どもにやる気がなければ両立は難しいでしょう。しかし、保護者による環境作りと精神的サポートも非常に重要です。
まだ自分自身を上手にコントロールするのが難しい世代なので、保護者がしっかりと見守って、必要なときに手助けをするのは両立を成功させるためには必要不可欠なのです。

部活と両立できる塾なのかをしっかりと調べる

両立のためには塾選びが大切です。塾によっては部活よりも優先されることが前提でカリキュラムが組まれているところもあります。たとえば、お休みした授業の振替対応などがその例です。
部活の状況によっては塾を休まなければならないときもあるでしょう。しかし、毎月の振替回数が決まっているような塾では、部活の大会前などは対応しきれず未消化のカリキュラムが発生してしまうかもしれません。
また、夏休みなど部活と塾がかぶりやすい時期にもどれだけ柔軟に対応してくれるかなど、しっかりと両立が可能な塾かを見極める必要があります。

なぜ塾に通うのかを子どもにも理解してもらう

慎重に塾選びをしても、もっとも大切なのは子どもの学ぼうとする意欲です。何となく保護者にいわれたから塾に通っている子どもは、残念ながら結果が出にくいということが分かっています。
それは保護者が口にする「勉強は大切だから」という考えが残念ながら簡単には子どもに伝わらないからでしょう。それよりも「頑張って達成しよう」と保護者と子どもの間で目標を設定し共有しておけば、子どもはそれに向かって努力してつらい時でも粘り強く頑張るようになるはずです。

勉強の習慣化をサポートする

子どもの勉強環境を整えるのも保護者だからできる重要なポイントです。毎日同じ時間に机に向かえるように帰宅時間に合わせて食事を用意してあげることや、毎朝早めに起こして学校に行く前に勉強をさせてあげるなど、さまざまなサポートが可能です。
また、頑張りすぎてしまう子どもに対して、睡眠時間を確保するような工夫をしてあげるのもよいでしょう。

しっかりと見守り、苦しいときは支えてあげる

保護者の立場からすると、ついつい部活と塾の両立に対して口を出したくなってしまうでしょう。しかし、いいたい気持ちをぐっとこらえて子どもたちの自主性を尊重するのが大切な場面もあります。
とくに思春期を迎える子どもたちは、ささいなことでも干渉されるのを嫌がる傾向にあります。せっかく部活にも塾にも前向きに向き合えているのに、親から口を出されてやる気をなくしてしまったなんてことは避けたいものです。余計な口出しをせずに、子どもが本当に困っているなと感じたときだけそっと寄り添う言葉をかけてあげる。それだけで子どもにとっては大きな支えになります。

それでも、部活と塾の勉強の両立がうまくいかない場合は?

しっかりと部活と塾の両立ができているのに成績が上がってこない、そんな状態だってあるはずです。その場合、次に挙げる点を見直してみることをおすすめします。

スケジュールを書き出して整理する

ちゃんと勉強できているはずなのに成果が出ないときは、時間をかけるべき部分が間違っているのかもしれません。たとえば、英単語の暗記に時間を使いすぎて文法がおろそかになっているなどです。
それを視覚的に理解するには勉強のタイムスケジュールを書き出して確認するのが有効です。自分でも意識しないうちに好きな科目や分野に偏っていたなど、さまざまな発見があり、改善策を考えることができるはずです。

学習環境を変える

環境を変えるのも成果を上げるポイントです。家ではどうしても集中できないのであれば、図書館や無料学習室などを利用して、自分が勉強できるという環境に身をおくのをおすすめします。

達成したい目標を確認する

また勉強に向かうモチベーションが低下してしまっているときは初心に戻りましょう。どうして部活と塾を両立させようとしたのか。保護者と塾に通い始める前に話し合った目標をもう一度思い出し、気持ちをリセットさせましょう。新しい気持ちで机に向かえば、きっと高い意欲を持って学習に取り組めるはずです。

まとめ

部活と塾の両立、充実した学生生活を送るためにおすすめの方法をいくつかご紹介しました。いずれの方法も子どもと保護者が二人三脚で進めることが欠かせません。保護者の気持ちが強くても、それが子どもにしっかり伝わっていなければ意味がありませんよね。
もっとも大切なことは、部活と塾のそれぞれが大切であるという認識を親子でちゃんと共有していく点でしょう。子どもと親との信頼関係、コミュニケーションはしっかりと築いていきましょう。

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